パニック障害発生から現在までの治療歴+社会人の時あれこれ
現状までのまとめです。
私的な感想であり、特定の治療法を否定したり推奨する意図はありません。
パニック障害時+休学 (~10カ月)
・ソラナックス(毎食後3回)
・ジェイゾロフト(副作用が怖くて一瞬で辞めた)
症状:離人感、恐怖感、動悸、不眠
パニック障害寛かい期(発作から11か月~2年)
・ソラナックス (頓服)
症状:上記がほんのりおさまる(消えてはいない)
大学復学 (発作から2年~3.5年)
・薬なし
・ホルモンバランスが崩れたため漢方薬 加味逍遥散を毎食3回
・整体
症状:カラオケとか密閉された空間が怖い たまにレストランで不安感に襲われる
倦怠感、体の緊張、思いだしたように過去の嫌なことがフラッシュバックする
これまでの親との関係で溜まっていた物が噴き出す
思い返すと、この時期環境も変わり、私は「治って」いたんだと思います。
大学は授業内容についていけるようになりました。(それでもきついけど)
9:00~18:00までぎっしり授業はあったけど、
休むこともでき、また義務を果たしているという安心感から夜もぐっすり眠れるように
ただし、一日の終わりには体ががくがくするほど疲れきってはいました。
週に一回整体にも通っていました。焼け石に水感はありました。
そして、パニック障害が収まってくると同時に、いままで見ないふりをしていた
親への憤りが噴出してきました。長くなるので割愛。
大学のカウンセリングを受けたこともありました。(でも定期的ではありませんでした)
発達障害なんじゃないかな?とこの時期からうっすら思っていたような気がします。
でも当てはまらないことも多いし。。。と先延ばしにしていました。
大学+就職活動期 (発作から3.5~4年)
・ソラナックス (動悸が頻繁に起きる様になったので復活)
・漢方薬 上記に加え、薬局で調合してもらった物。
四逆散、柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)など
・整体
ストレスの原因、しゅうかつ。
グループワークが大の苦手。
学生の討論が何を言っているのか分からない、意図せず怒らせてしまうなど。
多分私の特徴だと大手は入れないだろうなという予感がしていたので、
ベンチャー、合いそうな所という観点で選ぶ。
・社員さんの説明が明確(指示語をちゃんと言ってくれる、パワポが分かりやすい、抽象的な事言わない)
・変な所を面白がってくれる(許してくれる)
・会社の雰囲気が明るい
これだけを軸に探しました。直感でいいなと思った所は
面接自体がとても楽しく、素直に話す事が出来ました。
かなり早い段階で内定get しゅうかつを続ける体力も気力もないのでさっさと終了。
それでもかなり疲弊していました。
症状:動悸、不安感、疲労感
会社員時代(発作から4年~6年)
・デパス
・ジェイゾロフト(副作用強すぎて一瞬でやめる)
・パキシル(上に同じく)
・漢方薬(継続)
とてもとてもよい会社に入る事が出来ました。
今まで家庭でも学校でも日本語が通じない、と思うことがとても多かったのですが
社員の方が皆さん知的で、抽象的な話をせず、きちんとなにもかも伝えてくれるのがとてもありがたく、理不尽に思う事は何もありません。
はじめて居場所を得た気分でした。
私のおかしな所、以前のバイト先(飲食)では目を顰められていた所を「天然」の
一言で片づけてくれました。
小さなミスは「どうでもいい」し、重要な部分をしっかりやっていれさえすれば
何も文句は言われませんでした。
先輩、上司の方が優秀だったので、沢山フォローして貰いました。(恩返しできていない。。。)
私がミスしやすい、細かな作業は便利なシステムや他の部署の仕事であり、
私は企画を考えるというクリエイティブ(?)なことを成功させれば
沢山の人に褒めて貰えました。
重役の方から直接お声を掛けて貰った時は、こんなに褒められた事あったかなと
思いました。
私の妙にきちんとした所、完璧主義の部分を褒めてくれました。
社員の人、全員が感じよくて
皆で頑張って行こうというムードの会社でした。沢山笑いました。
ずっと思っていることですが、体調が良ければずっと続けたいと思える会社でした。
でも私の悪い部分が出てしまいました。
過集中による体調悪化、無意識に無理をしていつの間にか動悸と不眠が深刻なレベルになっていました。
こんなに楽しいのになぜ体調悪化したのか、多分それは勤務時間と残業によると思います。
当時は11時出社、22時退社が普通で、時間的にはそう長くないとは思うのですが
朝型の私には辛く、また長時間PCディスプレイを見るため神経が興奮しすぎて
常に動悸がしている状態でした。ぐったりしすぎて毎晩帰りはタクシーで、給料が
ふっとんでいきました。
土日は寝たきり、遊びに行きたいとも思わない。体を動かせない。
会社にいる時は元気だけど、家に帰ると途端に落ち込んでご飯も食べれない。
そんな日がずっと続いて、ふと「これがずっと続くのかな…」と怖くなりました。
心療内科に行き、パニック障害でもないこの状態はなんなのかと相談しました。
不安障害、適応障害、軽い鬱状態(鬱病ではない)でしょうとのことでした。
SSRIが出されましたが、強い副作用の為就業困難に。
常に動悸をデパスで誤魔化すしかなくなりました。
動悸は常に走っているようなものです。以上に疲れるし、疲れるとネガティブになります。
誰かに相談しようにもどう相談したらよいか分かりません。多分、優しい先輩でも
「病院に行く」「休憩する」以外に言えることもないと思います。
また、精神病だとは相談できませんでしたし、会社での私は元気なのでまさかそんな、と大事になるのも嫌でした。
不安感については本人すらうまく説明できないのに、他者に理解してもらうなんてより難しいでしょう。
幸い、「休職してよいから」と言って貰えたので、少し休みましたが
原状回復せず復職したため、更に自信喪失。
焦るから動悸がするのか、動悸がするのか焦るのか、
「私はこれからずっとこのままなんだどうしよう」と悩み、
下痢、発疹を繰り返し、自爆する形で退職となりました。
あんなにいい人たちに囲まれたのに、私はそこでもやっていけなかった。。。
そんな虚無感だけが残りました。
症状:動悸、不安感、不眠、肩コリ、眼精疲労、胃痛、下痢
ホルモンバランスの乱れ、高熱、抑うつ
以上が、現在よりも少し前の状況になります。
だらだらと長くなってしまいました。
治療歴を書くつもりだったのに。
個人的には、SSRIは全く合わない、安心のデパスといった感じです。
でもデパスは根本治療ではないので悩ましいところです。
漢方薬についてですが、婦人科系については効きました。
加味逍遥散、すごいです。
鬱に効くという漢方は正直微妙な感じです。
体質改善が基本なので、私はそこまでに至らず重症、ということでしょうか。
動悸や不安感に効くことは今のところないです。かといって副作用もないので
続けているといった感じです。
そして気がつけば、パニック発作のあの時から七年が経っていました。